アウトドアラジコンとキャンプ(=ラジキャン)をもっと楽しむために。細部にこだわった大人の遊びのための制服になることを目指し、WPL JAPAN × UNIVERSALOVERALLのコラボレーションカバーオールを企画したWPL JAPANの小河原義経。
数あるアイテムからカバーオールを選んだ理由、ラジキャン用としてこだわった点、そしてアパレルをはじめた理由などを聞いた。

アウトドアラジコンメーカーである——WPL JAPANの初めてのアパレルが発売されます。なぜアパレルだったのでしょう。
ラジキャンをもっと楽しむため。もうシンプルにそれです。ラジキャンをしているときに、どうもしっくりくる服がないなと思ったことがきっかけでした。キャンプではラジコンのための道具だけでなく、キャンプ道具も持っていかなければいけないじゃないですか。
ドライバーやバッテリーをしまいつつ、ランタンなども持ち運びたい。そういう服があればいいなあと妄想していたら、偶然にもUNIVERSAL OVERALLさんと出会い、コラボしましょうというお話しをいただいて。
UNIVERSAL OVERALLはアメリカ発祥で、RCカーと言えばアメリカという共通点もありましたし、会社としての哲学的な側面からも相性はとても良いはずと感じていました。
カバーオールにした理由は?ふつうは——Tシャツなどからはじめそうですよね。
UNIVERSAL OVERALLと言えば僕の中ではオーバーオールより動きやすいカバーオール。それに加えて、道具をしまうことができる、いわゆるワークウェアを作りたかったんです。
僕らは、イケてるおじさんを増やしたい、という思いも常々持っているのですが、ざくっとカバーオールを着るというスタイルってカッコイイじゃないですか。だから、作りやすいけれどラフになりすぎるTシャツはまず置いておこうと決めました。
カバーオールに落ち着いたというよりも、最初からカバーオールしか見ていなかったですね。

小河原さんはカバーオールがお好きなんですか?——
2着くらいは持っています。意外と持っているほうかもしれないですね。
ふつうに普段着として愛用しています。カバーオールって「遊びに全振りしている人の服」というイメージでなんか惹かれるんですよね。
ガレージでの作業やアウトドア好きの方などには欠かせないアイテムというイメージです。
今回のカバーオールのギミックなどを解説していただきたいです。細かいデザインの——決定はどのように行ったのでしょう。
全て好きなように決めてください、とUNIVERSAL OVERALLの方には言っていただきました。こだわった部分はたくさんありますが、まずはロゴの位置ですね。
カバーオールのロゴと言えば胸の位置だろうと。
そしてコラボレーションなのでふたつロゴを並べたいと。古着のカバーオールには、名前などが刺繍されていることもある位置ですね。

このラジキャン用カバーオールには数々のギミックがあります。——胸ポケットにはドライバーが出し入れしやすいように、ポケットのフラップを開かなくても出し入れできるようにしました。深さにもこだわっていて、あまりドライバーが隠れてしまうと取り出しづらくなるので、適度に頭が出るくらいの深さにしました。
一方で、メインのポケットには太く長めのドライバーを固定収納できるようにしています。

特にラジキャンに特化した部分を教えてください。——
右ポケットの上にはバッテリーサイズの収納ポケットがあります。そして背面のハトメはどうしても付けたかったギミックですね。バックパックなどにランタンを引っかけることがありますが、ハトメはまさにその役割。
ハトメに引っかけることで、両手で作業ができるようになります。
また、胸のDカンも実は重要で、近日プロポにフラップを付けられるようにする予定なんですが、Dカンにフラップでプロポを繋げば、使うときはシュッとフラップを延ばして操作し、手を離せばフラップが戻って胸の位置にプロポが納まるという仕組み。
RCカーが好きな人はプロポを地面に置きたくないんですよ。ラジキャンであればなおさらですから、これは魅力的にギミックになるはずです。

UNIVERSAL OVERALLの方に難題と言われたような要望はありましたか?——
それが皆無なんですよね。ハトメとかも、何の問題もなく出来ますよ、という返答でした。いいですね、ユニークですね、というような感じで、とても自由に進めることができましたね。
ラジキャンを念頭に置いていたと思いますが、日常着としても多くの方に着ていただけそうですね。
本当にそう思います。ポケットがシンプルに多いので、DIYなどが好きな方などにもオススメしたいです。さまざまな場所に道具を収納できるという点もですが、カバーオールなので汚して欲しい、という思いもありますし、ふつうのカバーオール以上に作業に適したものになっていると思います。
釣りやアウトドアの世界では、アパレルが好調なメーカーも多く見受けられます。逆にアパレルからその世界に興味を持つということも起きていますよね。
RCカーの市場はファッションと比べるととても小さいです。そして、海外の RCカー市場と比べて日本の市場は小さいという状況なので、このようなアパレルを展開することで、大きな市場の中でラジコンに関連したおもしろいアイテムが出たね、というような反響があればうれしいですね。僕たちはRCカー事業をやっているので、マーケットの拡大というのは使命。ファッションはそのフックになれると思っています。
今後もアパレルは展開していく予定ですか?——
そうですね!やっていきたいと思っていますし、何より自分たちに必要だと思うので作り続けていきたいです。個人的には靴もやりたいですね。ラジキャンに履いていてちょうどいい靴。あと靴下も。アウトドアなのでレインコートやポンチョなどもいいですね。とにかく、ラジキャンを楽しんでいらっしゃる方に、「この服を着てたら安心だな」とか、「かっこいいな」と思えるものを作り続けていきたいです。











